アメリカンエキスプレスのビジネスプラチナカードを解約したので題材にしてみます。
記憶にある限り、おそらく5年ほどは未使用で年会費だけを払っていた状態でした。
解約理由
解約にいたった理由は、使いづらかったという一点に尽きます。
私が保有している
クレジットカード(シティ解約)のうち、アメックスだけが承認(いわゆる「オーソリ」)の煩わしさがありました。
ダイナースやVISA、JCBでは初回から問題なかった決済をアメックスでおこなうと、必ずといって良いほど一回目にはストップがかかっていました。
これはビジネスカードに限った話ではなく、以前はビジネスカードと同時に通常の個人カードのプラチナも利用していましたが、個人カードでもビジネスカードでも承認の煩わしさは変わりませんでした。利用可能枠は個人とビジネスとで合算だったので、アメックスとしてはビジネスと個人をさほど厳密に区別していなかったのかもしれません。
誤解なきよう記しておきますと、アメックスで承認がかかってしまうような決済でも、それが数回続けば承認なしで100万程度は利用できるようになります。
ただ、そのように「定型取引」あるいは「実績のある取引」とみなされるまでの最初の数回、特に最初の一回は承認でストップがかかったので、とても使いづらく感じてしまいました。最初の決済でオーソリがかからないようにするには、私の場合は5万円程度がボーダーラインだったでしょうか。
これはセキュリティの観点から見ると立派な不正利用対策と言えますが、利便性という点から考えると不便さは否定できません。特に、人前で使ってもしオーソリがかかるとみっともないですから、できる限り人前ではアメックスを使わないようにしていました。
そうしていると、当然に他の状況でも利用頻度が減ってしまい、結局そのまま放置されることになります。
デスクに解約の意思を伝えた際に確認してもらいましたが、デスクの端末から遡れる範囲では年会費以外の利用が全くありませんでした。それ以前の期間も含めて正確に何年使っていなかったのかは想像する他ありませんが、少なくとも5年は使っていなかったことでしょう。
こういう立ち位置になってしまったカードは、一旦解約するに限ります。
解約へ
カードの裏に書いてある番号(0120-376156)へ電話をして解約の意思を伝えると、簡単に引き留めいただいた後は、貯まっていたポイントがあるからとのことでメンバーシップ・リワードのアイテム交換手続きをしていただきました。
そして、
解約書類を送付いただいたのですが、これまで受け取っていた封筒と違い、このような解約ではアメリカンエキスプレスのロゴが
白黒となっています。
解約などにカラーのコストなどかけられないということでしょうか、などと細かなことを推し量っても仕方がないのですが、この白黒ロゴは印象深かったです。
封筒の内容物は
このようになっており、「カードを2つに切断」して返却とのことなので
裁断機で
カットして返送しました。
さいごに
解約したのはビジネスカードですが、一般的な個人向けカードにも通じる解約理由かなと考えています。
ひょっとすると私が使っていなかった間にオーソリ事情が変わっているかもしれませんが、私が経験した範囲では以上の通りとなりますので、その点はご容赦ください。
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